毎年、「ボージョレ・ヌーボーが○○日に解禁になります。」とのニュースが
テレビ、チラシで伝えられますね。
毎年11月の第3木曜日が解禁日です。
しかし、ワインに興味がない方は、そんなに騒ぐことなのかと思いませんか?
そんなあなたに、特に気になる3点についてお伝えします。
ボージョレ・ヌーボーは特別に美味しい?
ボージョレ・ヌーボーの位置づけとしては、美味しさを追求したものではないんです。
その年に収穫したブドウで新酒をつくり、ブドウが良質であるかどうかを確認するためのものです。
したがって通常のワインのように、2~3年熟成させていては間にあいません。
そこで、ボージョレ・ヌーボーは2~3ヶ月で出荷できるような醸造方法がとられます。
収穫したブドウをつぶさずに密閉したステンレス製タンクの上からどんどん入れてしまうのです。(通常はつぶします)
下の方のブドウは重みでつぶされて、果汁が染み出し自然に発酵が始まります。
発酵が始まると炭酸ガスが生まれてタンク内に充満します。
この炭酸ガスの働きにより、ワインに必要なエキス分や色素を充分に得ることができるのです。
渋みが少なく、フルーティで軽い口当たりに仕上がりますが、それが美味しく感じるかどうかは人によるでしょうね。
ちなみに、ワインを普段飲まない方でも飲みやすいワインとされています。
ボージョレ・ヌーボーはなぜ人気なの?
日本では、その季節で最初のもの、つまり「旬のもの」や「初物」を好みます。
「新じゃがいも」「新たまねぎ」「初がつお」「新米」などがそうですね。
また、毎年のように「今年はいままでで最高の出来!」と評価されており(キャッチコピーともいいます。)
この相乗効果で人気になっていると思われます。
ボージョレ・ヌーボーの最安値で試飲してみたいけど
瓶ボトルを買って帰ったけど、家族みんなが「イマイチ…」となってしまうと、あとは誰が飲むんだ?
ってことになりかねません。
そこで、初めて飲む方にはお試し用の量が少ないものが良いでしょう。
2019年8月15日時点で最安値はこちら(売り切れてないものを選んでおります)
ペットボトルでも良ければこちら
夏のうちから予約しておきたい方は…
最後に
いろいろ述べましたが、飲んでみないことには味は永遠にわかりません。
今年辺り、一度体験してみるのもいいかもしれませんね。