夏から秋にかけて、日本に向かってくるものと言えば台風。
よく予想図で点線の円が書いてあって、何日の何時にはどこそこへ上陸って言ってますよね。
毎年ですが、用水路の水を見に行ったり、川の増水の状況を見にいって
ケガをしたり、命を落とす人がいます。
実際、どの程度の風がふいているのでしょうか。
台風の強風域ってどのくらいの風?
台風の進路予報では、↓黄色の円内の領域↓です。
強風域とは、平均風速が15m/s以上の風が吹いている。また吹く可能性のある領域 なんです。
具体的には・・・
◆傘がさせない。
◆樹木全体が揺れ始める
◆道路の吹き流しの角度が水平になり、高速運転中は横風に流される感覚を受ける。
◆樋が揺れ始める
(日本風工学会より抜粋)
とのことです。
動画の方がわかりやすいかな。
台風の暴風域って名前はスゴそうだけど実感がわかない。
台風の進路予報では、↓赤色の円内の領域↓です。
暴風域とは、平均風速が25m/s以上の風が吹いている。また吹く可能性のある領域 です。
具体的には・・・
◆瓦が飛ばされる。
◆何かにつかまっていないと立っていられない
◆細い木の幹が折れたり、根の張っていない木が倒れ始める
◆道路標識が傾く
◆固定されていないプレハブ小屋が移動、転倒する
◆ビニールハウスのフィルムが広範囲に敗れる
(日本風工学会より抜粋)
こちらも動画探してきました。
外出は禁物ですよ。
熱帯低気圧になったらホッとするよね
台風が接近してくる途中で、熱帯低気圧に変わることがあります。
あーやれやれ。もう安心と思いたいところですが。
実は、中心付近の最大風速が台風の最低基準をたまたま下回っただけなんです。
なので、復活する恐れがあります。
もうひとつ、よく言われるのは、
台風は温帯低気圧に変わりました。
というものです。
これは、台風の構造が変化したもので、ほとんどの場合、台風に復活はしません。
ただ、台風が過ぎ去ったあとで、強風が吹くこともありますので、注意が必要ですね。
まとめ
暴風域にまだ入ってないからといっても、外出は控えましょう。
立て付けの悪い看板等が外れて飛んでくるかもしれません。
特に夜は、視界が狭く、足元がみえないので危険です。
過ぎ去るまでおとなしく待ちましょう。
あとがき
風速15m/s、まずは気象庁の風力階級表にそって見たんです。
そしたら、「風に向かって歩きにくい」って。
そりゃ、多少強い風だったら歩きにくいよ(笑)どのくらい強いかわかんないよー。